執筆者:水口貴博

異業種交流会を楽しむ30の方法

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最初から大当たりを狙わない。運命の出会いは、数をこなした人だけに訪れる。

最初から大当たりを狙わない。運命の出会いは、数をこなした人だけに訪れる。 | 異業種交流会を楽しむ30の方法

「異業種交流会で出会っても、ほとんどの人と連絡を取らなくなる」

異業種交流会に参加した人が、後でよく漏らす愚痴です。

実際、これは本当です。

数多くの人と名刺交換をしても、薄い関係で終わってしまうことが大半です。

1,000人と出会って、1,000人と親密になるのは無理です。

人それぞれ性格もありますし、性格が違えば、話も違うのは当然です。

しかも異業種交流会のようにたくさんの人と出会っていると、名刺だけがたまります。

後から「この人、誰?」と思う笑い話がよくあるのです。

しかし「ほとんどの人と連絡を取らなくなる」ということは、逆に言えば「わずかに連絡を取り続ける人はいる」ということです。

0パーセントではないのです。

本当にごくごくわずかですが、何か「縁」のようなものを感じて、連絡を取り続ける人がいます。

その確率は「1,000人に1人」です。

たくさん名刺を交換しても、ほとんどの人とは連絡を取らなくなりますが、わずかに連絡を取り続ける人がいます。

それは、さまざまな要因が関係しています。

たまたま運がよかった。

たまたま住所が近かった。

たまたま話が合った。

偶然と奇跡が重なって、まれに連絡を取り続ける人がいます。

100人が参加する異業種交流会に10回参加して、ようやく1人、出会える確率です。

それが普通だと思うことです。

そういう人に出会うために、数をこなすのです。

最初から、大当たりを狙わないことです。

大当たりは、数をこなした人が出会えます。

ほとんどの人と仲良くなるのではなく、たった1人「奇跡の人」と出会うために、数をこなすのです。

異業種交流会を楽しむ方法(30)
  • 1,000人の1人に、出会う。
まとめ

異業種交流会を楽しむ30の方法

  1. 異業種交流会では、事前準備ですでに勝負が半分決まっている。
  2. 目的を持って交流会に出かけるから、面白くなる。
  3. 主催者と仲良くなれば、出会いが倍に増える。
  4. 異業種交流会は、開始時間前から始まると思っていい。
  5. 交流会が始まった瞬間、人のことがわかる。
  6. 運命の人物に出会うためには、出会いの量が必要。
    とにかく名刺をたくさん配る。
  7. 名刺を、どこからどう取り出すかで、印象が決まる。
  8. 自己紹介の目安は、1分。
  9. 異業種交流会とは、営業だ。
  10. 恥ずかしいのはお互いさま。
    何も恥ずかしがることはない。
  11. 居心地のいい今の人間関係で、満足していませんか。
  12. 印象に残りやすい名刺は、必要。
  13. 異業種交流会は、ただ話を聞くだけでも意味がある。
  14. 服装は印象に残らない。
    印象に残るのは、表情だ。
  15. 積極的に人と出会いにいかないと、ビジネスも拡大できない。
  16. これといった成果がなくても、経験という成果が残る。
  17. 異業種交流会に出席する人は、積極的な人ばかりだ。
  18. 「全然話が合わないな」と思うのではない。
    「全然わからない話で面白いな」と思う。
  19. 異業種の人と真剣な交流を求める気持ちが強いほど、参加費用が高いものを選ぼう。
  20. 騙されることを、必要以上に恐れない。
  21. 「いいな」と思える手本と出会うためには、出会いの量が必要。
  22. 一度も経験したことがない人に限って、交流会に批判的。
  23. じっとしている人に、よい出会いはやってこない。
    よい出会いは、動く人にやってくる。
  24. 電話番号やメールアドレスだけでは足りない。
    自分のことを詳しく紹介したウェブページが必要。
  25. 品定めをされるような目で見られることに、不快感を抱かない。
  26. 「利用してください」と思うと、人とたくさん出会える。
  27. 交流会が終わってすぐメールを送るから、意味がある。
  28. メールは、あえてテンプレートを使わないほうが、出会いを大切にできる。
  29. 抽象的なお礼のメールは、嫌われる。
  30. 最初から大当たりを狙わない。
    運命の出会いは、数をこなした人だけに訪れる。

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