執筆者:水口貴博

デザートとコーヒーの30のテーブルマナー

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ケーキの上のイチゴ。先に食べるか、後に食べるか。それが問題だ。

ケーキの上のイチゴ。先に食べるか、後に食べるか。それが問題だ。 | デザートとコーヒーの30のテーブルマナー

ケーキの上に、小さなフルーツが乗っている場合があります。

よく見られるのはイチゴですね。

真っ白なケーキの生地の上に、イチゴの明るい赤は相性がいいものです。

さて、問題なのはこのイチゴです。

マナーとして、先に食べるほうがいいのでしょうか。

それとも後から食べるほうがいいのでしょうか。

実は、マナーとしては具体的に決まっているわけではありません。

好きなタイミングで食べることができます。

ただし、マナーでは決まっていなくても、おいしくいただくための賢い順番があります。

イチゴを先に食べるほうが、よりケーキをおいしくいただけます。

イチゴを先に取らないと、ケーキを食べにくいという理由もありますが、ポイントは味の濃さです。

もしケーキを口にしてからイチゴを口にすると、水っぽく感じます。

最初に甘いものを口にしたせいで、イチゴの甘みが感じられにくくなるからです。

したがって、先にイチゴから食べるほうが、フルーツの本来の甘みを味わうことができるのです。

イチゴは直接、葉の部分を手でつかみ、口にして結構です。

残った葉の部分は、皿の上に置いておきましょう。

デザートとコーヒーのテーブルマナー(17)
  • イチゴから、先に食べる。
ミルフィーユの上手な食べ方と、パイくずの上手な対処法。

デザートとコーヒーの30のテーブルマナー

  1. デザートは、なぜ一口目が一番おいしいのか。
  2. ワゴンサービスは、食べられるだけお願いするのがマナー。
  3. レストランで、好き勝手に写真撮影をしない。
  4. 「甘いものは別腹」という言葉は、本当だった。
  5. 横割りにされているフルーツの美しい食べ方。
  6. レストランで出てきたリンゴを上手に食べる、3ステップ。
  7. 皮つきブドウの美しい食べ方。
  8. 皮がついているオレンジの食べ方。
  9. オレンジの皮をきれいにむく方法。
  10. 酸っぱいと感じたときに笑顔を作ると、味のある表情になる。
  11. メロンを上手な食べる、4つのステップ。
  12. バナナは、直接持って食べない。
    バナナを食べるときも、ナイフとフォークを使う。
  13. 複数のデザートが出てきたとき口にする、賢い順番。
  14. プリンやババロアの上手な食べ方。
  15. フィルムがついているケーキの上手なフィルムの取り方。
  16. エレガントなケーキの食べ方。
  17. ケーキの上のイチゴ。
    先に食べるか、後に食べるか。
    それが問題だ。
  18. ミルフィーユの上手な食べ方と、パイくずの上手な対処法。
  19. 「なるほど」と思われる、硬い生地のミルフィーユを食べる、かっこいい食べ方。
  20. 皿のチョコレートソースをうまく拭き取る方法。
  21. シュークリームのエレガントな食べ方。
  22. アイスクリームやシャーベットに添えられているお菓子には、重要な意味がある。
  23. デザートの最後の一塊が、つるりと滑って食べにくいときの対処法。
  24. できるかぎり、コーヒーはブラックで飲みたい。
  25. ブラックコーヒーが苦手な人が、砂糖やクリームを入れる前にしておきたい最低限のマナー。
  26. なぜコーヒーは「食後」が定番なのか。
  27. コーヒーや紅茶のおいしくて美しい飲み方。
  28. 立食パーティーを除いて、コーヒーはソーサーを持ちながら飲まない。
  29. 「一連のフルコース料理をすべて食べ終えました」という最終的なサイン。
  30. デザートが食べ終わるやいなや、すぐナプキンを取らない。

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