ケーキの上に、小さなフルーツが乗っている場合があります。
よく見られるのはイチゴですね。
真っ白なケーキの生地の上に、イチゴの明るい赤は相性がいいものです。
さて、問題なのはこのイチゴです。
マナーとして、先に食べるほうがいいのでしょうか。
それとも後から食べるほうがいいのでしょうか。
実は、マナーとしては具体的に決まっているわけではありません。
好きなタイミングで食べることができます。
ただし、マナーでは決まっていなくても、おいしくいただくための賢い順番があります。
イチゴを先に食べるほうが、よりケーキをおいしくいただけます。
イチゴを先に取らないと、ケーキを食べにくいという理由もありますが、ポイントは味の濃さです。
もしケーキを口にしてからイチゴを口にすると、水っぽく感じます。
最初に甘いものを口にしたせいで、イチゴの甘みが感じられにくくなるからです。
したがって、先にイチゴから食べるほうが、フルーツの本来の甘みを味わうことができるのです。
イチゴは直接、葉の部分を手でつかみ、口にして結構です。
残った葉の部分は、皿の上に置いておきましょう。