食事が出てくれば、できるだけ早く食べ始めるようにしましょう。
早く食べる必要はありません。
早く食べ始めることが大切です。
料理人は、できるだけ温かいものを食べていただけるよう段取りを考えながら、素早く料理をしています。
給仕は、出来上がった料理を素早く客人のもとへ運んでくれます。
料理人と給仕の芸術的な連係プレーです。
「できるだけおいしいものを食べてほしい」というサービス精神があってこそ、なし得る技です。
料理の温かさ・冷たさを保ちながら提供するために、気を使っているのです。
料理人と給仕の素晴らしいサービス精神に、客人もできるだけ応えたいですね。
それが、早く食べ始めることです。
料理が提供されれば、できるだけ早めに料理をいただくようにしましょう。
同席者との会話を楽しんでいる最中なら、うまく話を区切り、食事に注意を促します。
熱いものは熱いうちに食べ、冷たいものは冷たいうちに食べるのがマナーです。
それが料理本来のおいしさを最も味わえることにもつながります。
洋食に限らず、すべての食事マナーにおいて通じることです。