ナプキンは、口元の汚れを拭くときに、使います。
1人で食事をしているならいいのです。
もし、同席者がいる場合「汚れを拭いた」というしぐさは、少し恥ずかしいですね。
もしワインを一緒にオーダーしているなら、汚れを拭いたと思われない上手な工夫があります。
口元の汚れをナプキンで拭いた直後、ワインを一口口に含みましょう。
するとどうでしょうか。
同席者から見ると「汚れを拭くためにナプキンを使った」のではなく「ワインを飲むためにナプキンを使った」として映ります。
ワインに油が移って風味を損ねないように、口元をリセットした動作として映りやすくなります。
「口元の汚れを取る行為」と「ワインの味を損なわない行為」を、同時に実現できるのです。