執筆者:水口貴博

旅慣れた海外旅行の達人になる30の方法

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海外にいる感覚は、文章として書くと、自覚しやすくなる。

海外にいる感覚は、文章として書くと、自覚しやすくなる。 | 旅慣れた海外旅行の達人になる30の方法

台北に海外旅行に行ったとき、ひときわ高いタワーが視界に入りました。

雲を突き抜けるほどの高いタワーです。

ガイドブックで調べると、101階建ての「TAIPEI101」というタワーだそうです。

100階を超えるタワーに登ったのは、生まれて初めてでした。

最上階に登ると、雲がはるか下にあります。

最上階近くのフロアには、一風変わったサービスを見つけました。

手紙を国際郵送してくれるサービスです。

珍しいサービスに興味を持ち、さっそく母国にいる家族や友人に手紙を書いてみました。

するとです。

「何だろう。この感覚は……」

意外な感覚を体感しました。

手紙を書いているうちに「ああ。今、自分は海外にいるんだ。異文化を楽しんでいる」という自覚が出てきました。

目には見えない気持ちですが、文章として書くと、目に見えるようになります。

そうすることで「海外旅行にいる」という自覚を強く促せます。

いま一度「海外にいるぞ。異文化を楽しんでいるぞ」という気持ちを高揚させてくれます。

当初は、母国にいる家族や友人に海外を楽しんでいることを報告するつもりで書いた手紙です。

しかし、結果として自分が喜び楽しむきっかけになったのです。

旅慣れた海外旅行の達人になる方法(16)
  • 海外にいる気持ちを自覚するために、母国にいる家族や友人に手紙を書く。
海外のお土産より、海外から手紙をもらうほうが、はるかに嬉しい。

旅慣れた海外旅行の達人になる30の方法

  1. パッケージツアーが味気なく感じ始めれば、次のステップに上がり始めた証拠。
  2. パッケージツアーに頼らない試行錯誤と悪戦苦闘が、旅を旅らしくさせる。
  3. 海外旅行をする数日前から体内リズムを整える。
  4. 飛行機のベストポジションとは。
  5. 海外旅行の達人は、身軽な格好で旅に出かける。
  6. 海外旅行の達人の語学力は高い。
    語学力が高いから、臨機応変に対応できる。
  7. なぜ達人は、棚やクローゼットをきちんと利用するのか。
  8. ホテルの部屋の使い方で、その人の本質が見えてくる。
  9. 海外旅行の達人は「トラブル」した分「落ち着き」へと変える。
  10. 旅の達人は思い出を、写真に残すより、心に残す。
  11. 旅の達人は、わずかな仮眠をたくさん取る。
  12. 海外旅行は、二度楽しむことができる。
  13. 何でもない場所のほうが、その土地の「素顔」がはっきり見える。
  14. 予定されていない出来事は、予定されている出来事より面白い。
  15. 現地に到着してから、ずれた時間を合わせるのでは遅い。
  16. 海外にいる感覚は、文章として書くと、自覚しやすくなる。
  17. 海外のお土産より、海外から手紙をもらうほうが、はるかに嬉しい。
  18. 海外旅行をするなら、現地の気候に合わせた服装で出かけること。
  19. 寝るわけにもいかない微妙な待ち時間は、本を読む。
  20. チップは、先に払うのが通。
  21. 旅慣れた人は「安全はお金で買うもの」という意識が強い。
  22. 「今日は結婚記念日だから」と言えば、通りにくいお願いが、通りやすくなる。
  23. 旅慣れた人ほど、旅行シーズンを避けて、旅行をする。
  24. 大胆に言えば、現金がなくても、海外旅行はできる。
  25. 旅慣れた人ほど、クレジットで買い物をする。
  26. 旅慣れた達人は、クレジットカードを「2枚」持って、海外に出かける。
  27. 本来、現地の人が言うべき気遣いの言葉を、逆に海外旅行者が言う。
  28. 旅慣れた海外旅行の達人は、チップに気持ちを込めた手紙を添える。
  29. なぜ海外旅行をすると、1日が長く感じられるのか。
  30. 土産話に勝るお土産はない。

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