ある日、旅慣れた友人からの手紙が届きました。
なんと海外からの手紙です。
「今、○○にいるよ。元気でやっています。そちらはどうですか」という内容でした。
「この人は海外旅行に慣れているなあ」と直感しましたし、嬉しく感じました。
普通、海外旅行に行くと、文化も通貨も言葉も異なるため、自分のことを考えるだけで精いっぱいになります。
しかし、そんな海外旅行先でも、母国の家族や友人に手紙を書けるのは、気持ちに余裕がある証拠です。
受け取った身なのでよくわかりますが、素直に「いいな。かっこいいな。嬉しいな」と思った。
海外旅行に行った友人から海外のお土産をいただくことがあります。
もちろんお土産も嬉しいですが、海外から送られる手紙のほうが、より印象深いです。
お土産にはない、心の温かさがあります。
手書きの手紙は、精神的なものです。
しかも海外からです。
文面には書かれていませんが「こんなに遠くにいても、あなたのことは忘れていませんよ」というメッセージが伝わってきます。
私もそんな友人の真似をするようになりました。
海外旅行先で、母国にいる人に手紙を書くと、より気持ちが伝わりやすくなります。
海外旅行に行ったとき、母国にいる恋人へラブレターを送ると、より気持ちが伝わるに違いありません。
手紙のメッセージだけでなく、はるか遠くからの手紙によって「本当に大切な人です」という気持ちを込めやすくなるからです。
それはもはや「お土産を超えるプレゼント」と言ってもいいでしょう。
れっきとした「贈り物」です。