料理を作ったことがある人ならわかるでしょうが、食事は1つ作るにも手間暇がかかります。
まずは、食材を買ってくるところから始まります。
栄養バランスを考えながら調理する。
調理にはもちろん時間もかかりますし、体力を要します。
おいしく見せるために皿に盛り合わせます。
これを妻は、毎日365日、文句も言わずにしています。
夫も仕事で大変ですが、妻も食事で大変です。
夫はどんなに忙しくても、妻の作った食事に感謝の言葉を述べることです。
しかし、朝は忙しくて時間もないし、夕食のときには会社疲れで、コメントまで気がなかなか回らないこともあるでしょう。
そういうとき、いい言葉があるではありませんか。
「いただきます」と「ごちそうさま」です。
夫はどんなに忙しかったり疲れたりしていても、この一言くらいは言えるはずです。
当たり前の言葉ですが、妻はこれだけで喜びます。
食事をする前に「いただきます」、食べ終われば「ごちそうさま」と言うだけで、妻の食事を十分に褒めていることになります。
「いただきます」と「ごちそうさま」は、感謝や賛美のニュアンスが含まれていることにお気づきですか。
食事を頂くときの単なる挨拶言葉ではありません。
「いただきます」は「おいしそうだからいただきます」という意味が込められています。
「ごちそうさま」は「本当においしくてごちそうでした」という意味です。
感謝をする言葉であり、立派な褒め言葉です。
妻はきっと笑顔になるに違いありません。
一番避けたいのは、無言で食べ始め、無言で食べ終わることです。
これはよくありません。
「夫婦だからそれくらいいいだろう」と言葉を省略するのはよくありません。
あなたは大丈夫ですか。
大して難しい言葉ではありませんから「いただきます」と「ごちそうさま」は、習慣にしましょう。