執筆者:水口貴博

夫婦円満になる30の秘訣

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自分のセンスを、相手に押し付けない。

自分のセンスを、相手に押し付けない。 | 夫婦円満になる30の秘訣

仲を深めようと、自分のセンスを相手に押し付けたりしないようにしましょう。

自分が派手な服が好きだから、パートナーにも同じ服を着させようとします。

自分がクラシック好きだから、パートナーにも同じ曲を聴かせようとします。

「こんな服はどうだい?」「こんな曲はいかが?」と、相手の様子をうかがうくらいならいいでしょう。

しかし、相手の好みを無視して「この服を着ろ」と言って、自分のセンスを相手に強要させるのはよくありません。

自分のセンスを、無理やり相手に押し付けると、嫌悪感を抱いてしまいます。

悪気があって言っているのではなく、これから長い付き合いになるから、自分のこともわかってほしいと思い、勧めています。

センスを変えるのは、性格を変えるのと同じです。

すぐにはできません。

大変時間がかかります。

今すぐ、自分のセンスを押し付けたり、強要させたりしないことです。

では、どうすればいいのでしょうか。

実は自分のセンスを押し付けなくても、長年一緒に生きていくと、次第にお互いのセンスが変わってきます。

夫は妻に似るようになり、妻は夫に似るようになります。

2人のちょうど中間くらいのところで、センスが落ち着きます。

あなたの身近にいる老夫婦を思い出しましょう。

老夫婦そろって、同じような服だったり表情だったりしませんか。

長年連れ添っているからこそ、お互いのセンスが一致していった理想的な姿です。

お互いが近づき合って、次第に好みも考えも生き方も似てきたということです。

そういう老夫婦には、喧嘩はありません。

ゆっくりじっくり時間をかけることで、いつの間にか、夫も妻も、似たようなセンスへと変わっているのです。

夫婦円満になる秘訣(11)
  • 自分のセンスを、無理やり相手に押し付けないようにする。
「干渉しない時間」を作るほうが、夫婦の仲はよくなる。

夫婦円満になる30の秘訣

  1. 恋人関係と夫婦関係は、似て非なるもの。
  2. 夫婦とは、運命共同体である。
    協力しながら生きていくという覚悟を持つ。
  3. 心配し合いケアし合うのは、夫婦の命綱になる。
  4. 趣味は同じでも別々でもいい。
    わかち合うことが大切。
  5. 自分の大変さを、過大評価していませんか。
  6. お互いの立場を入れ替える機会を、ときどき作る。
  7. 記念日を大切にするだけで、夫婦の仲は円満になる。
  8. 朝食と夕食に力を入れる家庭は、円満になる。
  9. 夫婦間の感謝に、言いすぎるということはない。
  10. 感謝の言葉は「ありがとう」だけではない。
  11. 自分のセンスを、相手に押し付けない。
  12. 「干渉しない時間」を作るほうが、夫婦の仲はよくなる。
  13. いちゃいちゃしている夫婦ほど、仲がいい。
  14. 仲がいいから手をつなぐのではない。
    手をつなぐから仲がよくなる。
  15. 手をつながなくなるから、手をつなぎにくくなる。
  16. 仲が悪い夫婦は、無視し合う。
    仲がいい夫婦は、見つめ合う。
  17. かどのない家具に囲まれると、かどのない柔らかい発言が多くなる。
  18. まったく喧嘩をしないより、たまには小さな喧嘩をするほうがいい。
  19. 直接言えるところを、わざわざ間接的に言うから感動する。
  20. わかってもらうより、わかってあげる。
  21. ルールは秩序を作り、夫婦間の不要なトラブルを防ぐ効果がある。
  22. 当番を決めるときの原則は「効率」より「公平さ」。
  23. 夫と妻とで意見がわかれたら、じゃんけんで決めるのも悪くない。
  24. 相手を卑下した言葉は一切使わない。
    あらかじめ決めておけばいい。
  25. たまには夫婦2人で、特別な場所で食事をしに行く。
  26. 夫も妻も、お小遣いは多めのほうが、夫婦関係がうまくいく。
  27. 妥協というのは我慢ではない。
    パートナーを尊重している証拠である。
  28. 夫婦とはいえ、最低限のプライベートは必要。
  29. セックスが多い夫婦ほど仲がいい。
  30. 夫は妻の提案を100パーセント受け入れ、妻も夫の提案を100パーセント受け入れてみる。

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