夫婦になるとは、別々ではなく、一緒になるということです。
運命共同体になる意識を、しっかり持つことです。
相手のことは自分に関係してきますし、自分のことは相手にも関係してきます。
もし子どもがいれば、夫と妻との夫婦関係は、子どもの成長にも大きな影響を及ぼします。
子どもに基本的な教育を施すのは、両親だからです。
両親がしっかりしていれば、子どももしっかりします。
それぞれが柱であって、支え合っている意識を持つことです。
さて、運命共同体とわかれば、意識するだけではいけません。
大切なことは「心配し合う。ケアし合う」という具体的な心がけです。
夫にも妻にも、お互いが必要になる行動です。
これが命の綱になると言っても過言ではありません。
無理な仕事を抱えていないか。
体調は悪くないか。
疲れきっていないか。
このように相手の健康状態が気になり、心配する気持ちが生まれることでしょう。
「体力面」ばかりではありません。
同様に「精神面」も心配し合ったり、ケアし合ったりします。
悩みや不安を抱えていないか。
ストレスに悩んでいないか。
体力面と精神面の両方において、互いが心配し合うようにしましょう。
もちろん「心配し合う」だけではなく、きちんと「ケアし合うこと」も必要です。
相手が疲れていることがわかれば、手伝ってあげたり、仕事の量を分担したりなど手分けができることでしょう。
相手が倒れてからでは遅いです。
たとえば、ごみ出しを交代で決めていたとします。
妻が疲れているとわかれば「今日は俺がごみを出しに行くよ」と手伝うことができるはずです。
「日替わり交代」が基本ルールでも、たまには相手のことを思って、自分から「手伝うよ」という言葉があってもいいはずです。
自分が手伝うことで、パートナーは楽になります。
相手のことを思う気持ちがあれば自然とできるはずです。
それが夫婦円満のコツです。