執筆者:水口貴博

子育て上手な父親になる30の方法

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本当に家族を大切にする父親は「家族サービス」という言葉を使わない。

本当に家族を大切にする父親は「家族サービス」という言葉を使わない。 | 子育て上手な父親になる30の方法

父親として気をつけたい言葉があります。

「家族サービス」という言葉です。

家事や子育てをしている父親が、つい口にしてしまう言葉です。

「たまには家族サービスをしてやらないといけないなあ」

「家族サービスで週末は、家族で温泉に行こう」

「家族サービスで、子育てを手伝おう」

優しいお父さんというイメージがありますが、実のところよくない表現です。

父親の心の内が見えてきませんか。

「家族サービスで家事や育児を手伝おう」という父親の発言に、母親はひそかに傷ついています。

家族サービスといっている時点で「家事や子育ては母親がするもの」という意識が感じられるからです。

「本当は面倒くさくてやりたくない。仕方ないやってやるか」という高慢さが感じ取れます。

家事や子育てを、一緒に協力して進めていこうとする気持ちが薄い。

サービスでやろうという意識が事務的です。

たしかに家事や育児は、母が主担当になるケースが多くあるでしょう。

しかし、主担当とはいえ、母専属の仕事という意味ではありません。

父親はサブ担当です。

時間があるときには協力して当然であり、手伝って当然です。

そこに「サービス」という言葉は存在しません。

本当にいい父親は、そんな失礼な言葉を使ったりしないのです。

子育て上手な父親になる方法(7)
  • 「家族サービス」という言葉を使わないようにする。
父親の趣味に、子どもを誘ってみよう。

子育て上手な父親になる30の方法

  1. 父親が育児をする、子どもは自分に自信を持つ。
  2. 父が育児に参加することで「父」から「父親」へと成長する。
  3. 父が楽しそうに仕事をする背中を見て、子は育つ。
  4. 子どもの勉強のきっかけは、興味や関心から始まる。
  5. 子どもが破壊行為をし始めたら、強い興味や関心の表れている証拠。
  6. どんな遊びも、突き詰めれば勉強になる。
  7. 本当に家族を大切にする父親は「家族サービス」という言葉を使わない。
  8. 父親の趣味に、子どもを誘ってみよう。
  9. なぜ子どもにとって父は、母より遠い存在と感じてしまうのか。
  10. 母親の大変さを理解するために、男性こそ育児に参加する。
  11. 家族揃って食事ができるように、週に何度かは早く家に帰る。
  12. 特別な日に特別頑張る父は、大幅に評価が向上する。
  13. 疲れて育児に参加できないときは、母親へ育児をねぎらう言葉だけでも伝える。
  14. 叱るというのは、愛を伝えるということ。
  15. 叱るばかりはいけないが、まったく叱らないのは、もっといけない。
  16. 母親からの愚痴には「解決策」の前に「共感」からかけよう。
  17. 甘える父親は、もう1人の子どもである。
  18. 父親という遊び相手ほど、面白い相手はいない。
  19. ストレス発散をするなら、子どもの遊び相手になればいい。
  20. 親から暴力を振るわれた子どもは、友人にも暴力を振るうようになる。
  21. 父の仕事現場を見せてあげると、父の仕事のイメージが湧くようになる。
  22. 早く家に帰られる人は、気の利いた父親になるための気遣いをしよう。
  23. 愛の伝わるスキンシップがあれば、回数は少なくてもいい。
  24. 正しい力の使い方とは、大切な人を守るためである。
  25. 子どもの下品な言葉に、いちいち本気にならない。
  26. 男らしい父親なら、曖昧な返事は返さない。
  27. 夫婦仲のいい家庭は、子育てにもいい影響を与える。
  28. 子どもの失敗は、褒めたたえるくらいでいい。
  29. 子どもの話に、小難しい評価や感想はいらない。
    単に共感するだけでいい。
  30. 家の手伝いは、言い換えれば「体育の授業」である。

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