執筆者:水口貴博

できる人が実践している30の秘密の仕事術

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あえて素直に信じないから、真実に気づける。

あえて素直に信じないから、真実に気づける。 | できる人が実践している30の秘密の仕事術

「人の言うことは、素直になって信じよう」

私たちは、子どものころ、このように教えられてきました。

これほど危ない言葉はないと思っています。

こうした優しい言葉を信じていると、社会人になって危険を経験するでしょう。

疑うことを知らない人は、偽物のダイヤモンドを買わされて、大きな損をします。

何でも愚直に信じるのは、リスキーです。

「私の言うことを信じなさい」

ナチ党のヒトラーは、とにかく自分の言うことを愚直に信じなさいと説きました。

その結果、罪のないユダヤ人が大量に殺害されたという歴史があります。

疑うことなく、何でもただ愚直に信じてしまえば、人殺しさえ起こりかねません。

疑いから始めるのは、社会人として基本中の基本です。

仕事のできる人は、あえて素直に信じません。

まず、疑うことから始めます。

「それは本当ですか。証拠はありますか」と疑います。

たしかに感じは悪いですが、これでいい。

本物なら、それを証明できる回答が返ってきます。

たとえば、ダイヤモンドが本物なら、必ず証明書が添付されているはずです。

証明書がなくても、鑑定士に見てもらえば「本物に間違いありません」という答えが返ってきます。

本物は、360度、どこから見ても本物です。

疑われても怖くありません。

本当かどうかは疑いから始めないと、真相はつかめません。

あえて素直に信じないから、騙されにくくなり、真実に気づけるのです。

できる人が実践している秘密の仕事術(15)
  • まず、疑いから始める。
仕事ができる人ほど、会社を頼りにしない。

できる人が実践している30の秘密の仕事術

  1. 資本主義社会の基本ルールが、一流になるルールだった。
  2. あえて、いい人にならない。
  3. 1次会に参加しても、2次会には参加しない。
  4. 仕事ができる人は、いつも同じ服ばかりを着ている。
  5. あえて説明書を読んで、意外な操作を覚える。
  6. あえて、誰もやっていないことをする。
  7. うまくいく方法だけ学んで満足しない。
    うまくいかない方法も学ぶ。
  8. 忙しいからこそ、あえてしっかり睡眠を取る。
  9. いかに持つかより、いかに捨てるか。
  10. 1冊の本を集中して読まない。
  11. あえてやる気を出さない時間を作る。
  12. あえて、たくさんの仕事を抱え込む。
  13. あえて、事前準備は直前にすると、底力を発揮できる。
  14. 仕事のできる人は、あえて神様を信じない。
  15. あえて素直に信じないから、真実に気づける。
  16. 仕事ができる人ほど、会社を頼りにしない。
  17. 間違えにくい問題より、間違えやすい難問を選択する。
  18. 夏休みの宿題は、夏休み前に終わらせる。
  19. あえて、他人の意見に同調する。
  20. 軽い空腹感は、仕事を成功に導く鍵。
    重要な仕事の直前は、満腹より、少し空腹がベスト。
  21. 非常識に考えて仕事をする。
  22. あえて、他人の意見を聞かない。
  23. あえて計画を立てないからこそ、いい計画が立てられる。
  24. あえて、言い訳をすることで評価される。
  25. 大切な話のときほど、雰囲気を大切にする。
  26. やらないことを決め、リストアップする。
  27. 水を大量に飲むことは、意外な仕事術の1つ。
  28. 仕事ができる人は、諦めが早い。
  29. よく知っていることでも、あえて「知っている」とは答えない。
  30. 仕事ができる人ほど、あえて学校に通わない。

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