男性同士では「飲みに行こう」という誘い方はよく使われます。
日本のビジネスの世界では、決まり文句です。
「飲みニケーション」と言葉があるように、酔いの力を借りて、堅い雰囲気を取り払い、コミュニケーションをしやすくします。
しかし、女性には「飲みに行こう」という誘われ方が、大の苦手です。
酔った勢いで襲われるのではないかと、警戒心を抱いてしまうからです。
女性に対して「飲みに行こう」という誘い方は、あまりスマートではありません。
性的なニュアンスが強く、危ない雰囲気があり、いつ終わるのかわからない印象を受けるからです。
男性は、そういう悪気があって誘っているわけではありません。
しかし、勘の鋭い女性ほど「飲みに行こう」と誘われた瞬間に、そうした展開を予想して、引いてしまいます。
では、どう誘えばいいのでしょうか。
「おいしいもの、食べに行きましょう」と誘えばいい。
「おいしいもの」という言葉は、いやらしさがありません。
女性は、おいしいものが大好きです。
女性は男性より、甘いものを強く求める傾向があるので「おいしいもの」という誘い方には、OKをしてくれやすくなります。
おいしいものを食べるためだったら、一緒に出かけてもいいだろうと考えます。
初めは、そういうことがきっかけでもいいでしょう。
2人の時間を作っていけば、仲良くなれるきっかけになります。
飲みながらコミュニケーションではなく、食事をしながらコミュニケーションをしたほうが、紳士的な印象にもつながります。
こうした男性と女性の受け止め方の違いに気をつけましょう。