「お金が欲しい。もっと欲しい。何かうまい話はないか」
お金が欲しいと、がつがつになっている人がいます。
お金を中心に物事を見ているので、人間関係にも影響します。
「自分にとって利益になるかどうか」という「損得勘定」で、人・物・事を見定めてしまいます。
人を商品であるかのように、品定めします。
目つきがいやらしくなります。
自分の稼ぎにつながるような人間関係なら仲良くしますが、利益をもたらさない人には冷たく接します。
裏表があり、えこひいきもあり、接していてすぐわかります。
こういう人は、一緒にいたくないなと思い、人が逃げていきます。
人が逃げていると、ビジネスチャンスも離れてしまい、お金を稼ぐどころか、さらにお金を稼げなくなります。
ビジネスチャンスは、人がもたらします。
お金は、追いかければ追いかけるほど、逃げられます。
一発大金を当ててやろうとしてギャンブルに手を出している人ほど、必ずお金を失います。
お金は、追いかける人が嫌いです。
怖くて逃げたくなります。
では、お金に恵まれる人とは、どんな人でしょうか。
お金を基準に考えるのでなければ、何を考えているのでしょうか。
「好きなことを通して、どうすればもっと人を楽しませることができるか」
このことばかりを考えています。
お金という文字はありません。
もちろん生きていくためにお金はある程度必要です。
まったく考えないわけではありませんが、二の次に考えます。
なにより優先することは、一度しかない人生を、いかに自分が楽しんで、人を楽しませるかです。
こういう人は、人気者になれ、多くの人が集まります。
多くの人が集まるから、ビジネスチャンスにも恵まれてしまいます。
お金からむしろ逃げようとする人が、逆にお金から追いかけられるようになり、富に恵まれるのです。