会話にも、地図を作ってしまうことが大切です。
今、自分が話のどの部分にいるのかを確認できるほうが、聞く人にとって頭の中を整理しやすくなります。
「まず1番目のコツは……、次に2番目のコツは、それから3番目のコツは……」
と言っていると、聞いているほうは「いくつまであるんだ?」と思い、ストレスになります。
会話で言いたいことが複数あるときには、初めにいくつあるのかを言っておくことが大切です。
たとえば、紹介するコツが複数ある場合は「5つ、コツがあります」と最初に伝えておくといい。
すると聞いている人は、楽になります。
「今は3番目の話だから、あと2つある」と、聞き手の頭の中に地図が出来上がり、現在位置を確認できるのです。
話したいことが、複数あるときには、いくつあるのかを最初に言っておきましょう。
それだけで聞き手の頭の中に、地図ができるのです。