話し上手な人は、話をすべて言い切らない人です。
1つの話題にしても、本当に言い切ろうと思ったら、大変な時間がかかります。
できるだけ「無駄」を省き、大切なところだけを最小限で言うことが大切です。
1から10までを全部言うのではなく、大切な部分だけを言いましょう。
そうすると、話と話の間に隙間ができます。
先ほどの1から10でも、大切なところを1、4、7、9と4つにまとめたとします。
4と7の間には、5と6が抜けています。
ここで大切なことは、実際に5と6がわかっていなくても、話の流れで聞き手は想像ができるということです。
5と6は話していないため、実際は聞いている側の想像になってしまいますが、そうすることで話をすべて補うことができるのです。
話を短く大切なところだけをまとめ、なおかつすべてを語ることができることは、理想的です。
話を言い切らないことで、言い切ることができるのです。