私たちは「気分転換をしたい!」と思う一瞬があります。
運動をすることによる疲れ、忙しいことによる疲れ。
これらは基本的に肉体的な疲れです。
しかし、私たち人間は、毎日必ず寝ます。
寝るときに、この肉体的な疲れは、ほとんど消えます。
さほど問題にはなりません。
私たちが「疲れた」と口にするのは、ほとんどの場合、肉体的疲れではなく、精神的な疲れです。
仕事によるストレス、厳しい上司との付き合い、人間関係、恋愛の悩みなど、精神的な疲れがほとんどです。
精神的な疲れは、肉体的疲れより回復が遅く、寝ればすぐ治るわけでもありません。
人が感じる疲れの大半は、精神面です。
ためることが多い疲れも、精神的なことが多いのです。
「気分転換したい」を私たちは自然と口にします。
「気分を転換したい」ということは、そのとき「気分が悪い」ということなのです。
「本当に疲れているのは体ではなく心なのだ」と、直感的に私たちは知っています。
癒すところは「体」より「心」です。
気の流れが停滞しています。
気分をよくするためには、毎日の生活の中に、ささいな変化を作ることです。
凝った肩を揉むと、肩の血液の流れがよくなり、肩こりが緩和されます。
同様に、あなたの生活も肩こりのように気の流れが悪くなっていますから、まずほぐして気の流れをよくすることです。
変化を作れば、心も変化します。
精神的な部分のリセットをするために、生活に小さな変化を取り入れ、気の流れをよくしましょう。