私はそもそも珍しいことが大好きな性分です。
変わったことがあると、興味を引かれ、わくわくした気分になれます。
そういう気持ちに浸ることが大好きです。
そんな私がいつもしている気分転換の習慣の1つを紹介します。
「自分が選ばない選択をわざと選んでみる」という不思議な習慣です。
どんな人でもそうですが、自分の好みというのがあります。
あなたにも、好き嫌いをはじめ、自分の興味の対象がありますよね。
自販機で買う飲み物も、いつも似たような飲み物ばかりのはずです。
レストランへ食事に行っても、メニューを選ぶとき、当然ですが自分が食べたいメニューを選びます。
自分から、食べたくないメニューを選ぶ人はいません。
しかし、そこをあえて逆にするのです。
いつもの自分なら、最初に避けるであろう選択肢を選んでしまいましょう。
嫌いなものを選びます。
興味のないものを選びます。
面白くなさそうなことを選びます。
おいしくないだろうと思うものを選びます。
わからないことを選びます。
いつも自分が避けている選択を、真っ先に選んでしまいます。
すると不思議なことに「いいこと」が起こるのです。
自分から積極的に嫌いなものを選ぶと、不思議と楽しく感じます。
強制的に嫌いなことをさせられると、もちろん落ち込みますが、自分から積極的になる分にはプラスになります。
おいしくないだろうなといつもは避けていた食事を口にしてみると「おや? 意外においしいぞ」と思います。
嫌いだと思っていた人に、わざと挨拶をしたり話しかけたりしてみると「意外にいい人かも」と気づきます。
「まさか! そんなはずはない」と思っているあなた。
まず、自分で試してみましょう。
不思議な現象に気づくはずです。
またいい気分転換になるはずです。