世の中の中年男性には、2通りの呼び名があります。
「紳士」と「オヤジ」です。
紳士とは、品格を持った男性のことをいいます。
一方、オヤジとは、品を取り除いた男性のことをいいます。
オヤジは、周りの雰囲気や、空気を読めないため、さまざまなところで迷惑をかけます。
「公害」という言葉がありますが「オヤジ害」と言ってもいいほどです。
本人は、自分が迷惑をかけていることに、まったく気づいてもいません。
注意をしても「うるさいな」「偉そうなこと言うな」と逆ギレされます。
オヤジは、空気を壊す天才です。
男性が年を取れば「紳士」になるか「オヤジ」になるかの2通りにわかれます。
紳士になるか、それともオヤジになるのかは「教養の差」で決まります。
仕事を通して人間関係を学び、社会で必要な一般教養を勉強した人は、オヤジになることはありません。
礼儀、作法、マナーを知っている人は、していいことと悪いことの区別がつきます。
品には、経験と勉強が必要だからです。
オヤジがだらだらしているのは、経験も勉強も怠った結果です。
品を保つためには、努力が必要なのです。