お互いの糸がもつれ合うという状態のときがあります。
誤解をされて仲が悪くなるときは、その良い例です。
本当は、そういうつもりの発言でなくても、誤解のまま受け取ってしまうと、仲が険悪になります。
「今日はきれいだね」と「今日もきれいだね」の一言は、よく似ていますが、受け取る側にしてみれば意味がまったく異なります。
「今日はきれいだねということは、いつもはきれいじゃないってこと?」
そういう誤解が生まれてしまい、険悪な雰囲気が漂います。
そういうつもりで口にしたわけではありません。
単に「今日は特にきれいだね」と言いたいところを「今日はきれいだね」と言っただけです。
そんなつもりで言ったわけではないにしろ、ささいな言葉のアヤにより、おかしな関係になってしまうことがあります。
そういうときには、しっかり誤解をほどいていきましょう。
もつれた糸をそのままにしておくと、余計にもつれがひどくなり、ややこしくなります。
少しでももつれたら、悪化する前にほどくのです。
誤解をほうっておくと、いつの間にか悪化して、余計に誤解を生み出している可能性があります。
誤解されたら、すぐほどく癖をつけておきましょう。