海外のサイトを見るとき、原文で読む人がいます。
英語のサイトであれば、そのまま英語を読んで理解します。
もちろん外国語の勉強を兼ねる意味であれば、原文で読むのもいいでしょう。
外国語が得意な人なら、すらすら難なく読めるはずです。
原文で読むほうが、微妙なニュアンスを含めて正確に理解できます。
海外から来る情報の日本語訳を待っているより、直接海外のサイトにアクセスして読んだほうが、早く情報を入手できます。
外国語の勉強も兼ねたい人であれば、多少時間はかかっても、原文で読むのがいいでしょう。
しかし「時間の節約」という点で考えるなら、必ずしも原文で読むのが正解とは限りません。
翻訳に時間がかかってしまい、読むスピードが遅くなります。
知らない単語が出てきたら、その都度単語の意味を調べなければなりません。
普通に日本語で読むより、何倍も読むのが遅くなってしまうのです。
英語が得意な人であっても、帰国子女を除けば、日本語で読むほうが早いはずです。
「原文のままで読むべき」という価値観に縛られていると、読むスピードが遅くなり、貴重な時間を消費することになるのです。
こういうときに役立つのが「翻訳ツール」です。
翻訳サイトやブラウザーの翻訳機能など、便利な翻訳ツールを利用することで、さっと日本語で理解できます。
以前は「翻訳ツールの精度が低い」「対応言語が少ない」といったデメリットがあって悩まされていましたが、今や昔の話です。
最近の翻訳ツールは、めまぐるしく進化しています。
人工知能を活用した翻訳ツールが登場して、ほとんど違和感なく読めるようになりました。
もちろん完璧ではありませんが、翻訳がうまくいっていない部分だけ、原文でチェックすればいいことです。
対応言語もぐっと拡大され、英語を始め、世界の主要言語はほぼカバーされるまでに進化しました。
便利なツールがあるのですから、使えるものは使うことです。
有料の翻訳ツールだとしても、それで多くの時間の節約ができるなら、お金を出す価値は十分あるでしょう。