頭を柔らかくするためにはどうすればいいでしょうか。
体を柔らかくしましょう。
「体を柔らかくしても意味はあるの?」と疑問に思うかもしれませんが、もちろんあります。
頭と体の柔らかさには密接なつながりがあります。
なぜ体を柔らかくすると、頭も柔らかくなるのか。
私たちが柔軟体操をしているとき、柔軟に意識を向け、集中することになります。
頭の中では「柔らかくしよう!」「柔らかくなればなるほど良い!」という意識が繰り返されます。
柔軟意識は、脳にとってポジティブな刺激の1つです。
知らず知らずのうちに「柔らかくなれ」と自己暗示を掛けることになり、潜在意識の奥に刻み込まれます。
また「柔らかいことは良いこと」という価値観も強化されます。
柔軟体操を毎日続けるにつれて柔軟意識が芽生えて、どんどん大きく成長していき、結果として頭が柔らかくなるのです。
あなたの身近な人を見てみてください。
体が柔らかい人は、頭も柔らかい人が多いはずです。
逆に頭が固い人は、体が硬い人も多いのではないでしょうか。
不思議と当てはまっているケースが多いことに驚くでしょう。
あなたの周りにいる人が、その生きる証明です。
体と頭には相関関係があるのです。
頭を柔らかくしたいなら柔軟体操に取り組んで、少しでも体を柔らかくすることです。
プロレベルまで目指す必要はありません。
ちょっと体が柔らかくなるだけでいいのです。
柔軟体操は、リフレッシュや気分転換にも効果的です。
仕事や勉強で疲れたとき、少しずつ取り組んでいけば、少しずつ変化を実感していけるでしょう。
時にはちょっと痛みが伴うこともありますが、そうした刺激もリフレッシュに役立ちます。
柔軟体操を続けていれば「気づいたら体が柔らかくなっていた」となるでしょう。
体が硬い人は、まず前屈で床に手がつくことを目指しましょう。
体が硬くなって困ることはあっても、柔らかくなって困ることはありません。
体が柔らかくなると、けがの防止にもつながります。
前屈や開脚が得意になるころには、あなたの頭は驚くほど柔らかくなっているはずです。