「しなければならない」と考えてしまうところに、才能はありません。
mustで考えてしまうことは、いやいやしないといけないという反発した気持ちが含まれています。
好きだからやっているわけではなく、そうしないと叱られるので、仕方なく体を動かしている感覚です。
気持ちが反発している状態では、続けるどころか、いずれ途中で挫折することになります。
本当に才能を感じることには「したい」という気持ちが発生します。
「どうしてもやりたい!」
「何とかしてしたい!」
積極的な気持ちがあって、初めて自分の身についてくるのです。
たとえば、学校では教養のために無理やり読書をさせます。
しかし、本人の意思ではないため、読書をしなければならない状態になり、気持ちが付いてきません。
気持ちがないため、読んでもなかなか頭に入らず、身につかない。
学校の勉強の大半が思うように身につかない理由は、無理やりさせていることにあります。
本当に身につく人は読書を「したい」と積極的であり、自分から本屋に行き、自腹で本を買い、読む人です。
学校で読書しなさいと言われる前に、自分から本を買って読んでいます。
自分からの積極的な気持ちがないと、頭の中には入ってこないのです。