お店が混んでいるとき、相席になることがあります。
知らない人と同じ席につくことになるので、相席にちょっと抵抗を感じる人も多いもの。
「あまり嬉しくないな」と思う人も多いことでしょう。
中には不快に感じる人もいるかもしれません。
相席になる場合、前もってお店の人から声をかけてくれることが一般的です。
「相席になりますがよろしいでしょうか」
そんなとき、嫌な顔をしないことです。
「もっと席を増やせばいいのに」と思いますが、お店もいっぱいいっぱいの状態です。
店舗面積は限られています。
お店が混んでいるときは、相席になるのも仕方ありません。
お店は悪くありません。
むしろこういうときこそ、明るい顔で快諾の返事をしましょう。
嫌々な感じで「いいですよ」と言うのはよくありません。
感じがよくありません。
承諾ではあっても、快諾ではありません。
お客さんに相席のお願いをするとき、お店の人はどきどきしています。
「申し訳ないな」
「嫌な顔をされないかな」
「不快な気持ちをさせないかな」
不安や心苦しさを感じながら声をかけています。
心がけたいのは「快諾」です。
にっこりした表情で「いいですよ」「もちろんです」と答えるといいでしょう。
笑顔で快諾すれば、お店の人もほっとします。
「快諾してくれてよかった」と安心して、案内がスムーズになります。
相席を快諾したら、いいことをしたと考えましょう。
お店の人の気苦労を減らせました。
空いている座席を有効活用できました。
お客さんの回転を上げることができました。
お店の売上アップに貢献できました。
相席を快諾するだけで、いいことをしたことになります。
笑顔の快諾で、これだけいいことができるのです。
相席で相手と対面したときは、する側・される側に関わらず、笑顔で軽く会釈で挨拶をするようにしましょう。
知らない人ですが、挨拶は必要です。
第一印象は対面の瞬間で決まります。
笑顔で挨拶をすれば第一印象がよくなります。
雰囲気が和らいで、お互いに気持ちよく食事ができます。
ちょっとした挨拶から雑談につながり、仲良くなれるかもしれません。
偶然の相席とはいえ、れっきとした出会いのチャンスです。
運命の出会いが相席で起こる可能性もあるでしょう。
もちろん相席になったからといって、無理に会話をしなければいけないわけではありません。
黙ったまま食事をしていいのです。
会話がないならないで、そのまま過ごせばいいことです。