「時間がない」
「忙しくて時間がない」
「やることがたくさんあって時間がない」
そんな口癖に心当たりはありませんか。
どきっとした人は要注意です。
「時間がない」という一言は、時間を奪うセリフだからです。
「時間がない」という口癖があると、思い込みが発生します。
思い込みが発生すると、諦めの気持ちが生まれ、時間を作る努力もしなくなります。
諦めてしまえば、終わりです。
あなたから時間が逃げていき、ますます時間がなくなります。
「時間がない、時間がない」とぶつぶつ文句を言っていると、本当に時間がなくなってしまうのです。
口癖は、自分の潜在意識に働きかけるため、軽視できません。
つまらない口癖で、自分の可能性が失われることほど、愚かなことはありません。
自分の価値を認めてもらいたくて、忙しいことをアピールしたいのかもしれませんが、ここに落とし穴があります。
実際は逆効果です。
「時間がない」というセリフは「私は時間管理が下手です」と言っているようなもの。
かっこ悪いセリフです。
周りは「大変そうですね」と言ってくれるかもしれませんが、尊敬されることはありません。
「認められたいアピールがくどい」と思われるのがオチです。
近寄りがたい雰囲気まで出てしまい、人間関係にも悪影響です。
心当たりがあるなら、今すぐ禁句にしたほうがいいでしょう。
「時間がない」という口癖とは、さよならしましょう。
時間を作りたいなら「時間はある」という口癖をおすすめします。
「時間がない」と言いそうになったら「時間はある」と言い換えます。
「時間はある」と言えば、自己暗示がかかります。
時間が限られていても、時間がある前提で考えるようになるので、時間を作る努力ができます。
時間を見つけ出す能力が高まります。
知恵を振り絞って、何とかスケジュールを調整することです。
人の可能性が引き出され、本当に時間ができるのです。
「時間がない」はかっこ悪いセリフですが「時間はある」はかっこいいセリフです。
時間に余裕が感じられるので、あなたの印象もアップします。
口癖を変えることは、あなたと、あなたの人生を変えることにもつながります。
時間がなくても「時間はある」と言い切ることです。
「それはきれいごとだ」と思う人もいるかもしれませんが、その諦めがよくありません。
時間は、ないと言えばないですが、あると言えばあります。
時間がなくても、可能性を信じることで集中力が高まります。
「時間はある」という口癖が、新たな時間を生み出すのです。