クリエイティブな仕事をするとき「遊び心」が大切です。
難しいこと・堅苦しいことは考えず、楽しいこと・面白いことに集中します。
遊び心を大切にすると、心が開放的な状態になります。
感情のボルテージが上がり、想像力・発想力が豊かになり、ユニークな発想をしやすくなります。
無邪気な心を持っているからこそ、自由で開放的になれ、クリエイティブな仕事ができるようになります。
ところが、遊び心を持って仕事をしていると、周りから「心外なこと」を言われることがあります。
「子どもっぽいね」です。
遊び心を持って仕事をすると、純粋な言動が増え、必然的に子どものような雰囲気になります。
言われるだけでなく、指を指されて笑われることもあります。
ばかにされるとテンションが下がります。
急に恥ずかしくなって、現実的な考えに逆戻りして、遊び心を放棄しそうになります。
しかし、ここは大切な場面です。
子どもっぽくなることを恐れないでください。
子どもっぽいとはいえ、悪いことをしているわけではありません。
誰かに迷惑をかけているわけでもなければ、罪を犯しているわけでもない。
社会人なら「大人らしくならなければいけない」と思う人が多いですが、ここにも誤解があります。
大人らしくなることは、子どもらしさを捨てることではありません。
大人らしさと子どもらしさの両方があればいい。
時と場合に応じて使い分ければいいだけです。
むしろ子どものような自分に、誇りを持ちましょう。
子どもっぽくなっていることは、きちんと遊び心を表現できている証拠です。
周りから「子どもっぽい」と笑われたら「遊び心を表現できている」とプラスに受け止めましょう。
遊び心があるからこそ、想像力や発想力が豊かになり、クリエイティブな力を発揮できます。
「子どもっぽいね」と言われたら「ばかにしないで!」と言い返すのではなく「ありがとう!」と感謝しましょう。
ポジティブな返事をすると、ますますクリエイティブな発想が刺激されます。
指を指されて笑われても、きちんと結果を出せばいいだけです。
仕事で結果を出せば、もう笑ってくる人はいなくなるでしょう。
「子どもっぽいところがあって変」から「子どもっぽいところがあって素晴らしい」へと変わります。
子どもっぽいところは、クリエイティブな人に共通する特徴の1つです。
クリエイティブな人は、必ず子どもっぽいところがあります。
大人の心と子どもの心が同居しているような心の持ち主です。
クリエイティブだから子どもっぽくなったのではなく、子どもっぽいからクリエイティブになれたのです。
「子どもっぽい」と言われるようになったら、クリエイティブの道に進めている証拠です。