クリエイティブな人になるためには、意見の固執に注意しましょう。
もちろん自分の意見を持つことは大切です。
ころころ意見を変えていると、周りから「主体性がない」「流されやすい」と判断されるでしょう。
自分の意見とは、軸です。
自分の軸があるからこそ、周りに流されず、目的の方向に向けて突き進めます。
限りある資源を、一点に発揮させることができるようになります。
また、自分の軸があるからこそ、共感する人も集まってきます。
一貫した意見のほうが、周りからの共感が得られるでしょう。
「意見を曲げてはいけない」
「意見を変更してはいけない」
「自分の意見は、最後まで貫かなければいけない」
信念を持って意見にこだわる人も多いのではないでしょうか。
だからとはいえ、自分の意見にこだわるのはよくありません。
考えを持つことは大切ですが、こだわりも、行きすぎると悪影響です。
あるとき、自分の間違いに気づくことがあります。
誤解・勘違い・思い込みもあれば、知識不足・理解不足もあるでしょう。
「そうだったのですね。気づきませんでした。知りませんでした。誤解していました」ということがあります。
人は誰でも、間違いを犯します。
自分の間違いに気づいているにもかかわらず、古い意見に固執していては、クリエイティブを高めていけません。
クリエイティブな仕事の妨げになり、より良い作品を作ることはできなくなります。
自分の意見を持つのはいいですが、固執しないよう注意してください。
自分に非があるなら、素直に認めましょう。
「私が間違っていた。あなたの言うとおりです」と言うだけです。
余計な見栄やプライドはさっさと捨てたほうが、素直になれます。
素直に自分の非を認めれば、すぐ過ちを修正できます。
意見は変えていい。
クリエイティブは、意見を変えながら高めていくものです。
納得さえあるなら、ころころ意見を変えるのも悪くありません。
修正した意見が、さらに間違っていることもあります。
これは、流された状態とは違います。
自分の間違いに気づいて意見を変えることは、自分をレベルアップさせることです。
素直に非を認めて、意見を変えたほうが、どんどんクリエイティブになっていけます。