新品のノートを1冊取り出して、表紙にこう書いてください。
「人生計画ノート」と。
想像力を鍛えたいなら「人生計画」をテーマにして、徹底的に考えてみるのがおすすめです。
無計画の生き方も悪くありませんが、自分らしい生き方を実現するには計画が大切です。
旅行を楽しむなら計画が大事であるように、人生を楽しむときも計画が大事です。
見方によっては、人生も「大きな旅」と言えるでしょう。
本気で自分の人生を生きたいなら、できるだけ人生計画ノートを作っておくほうがいい。
人生はいくつかのステージがあり、選択肢があります。
進学、就職、転職、結婚、出産、老後。
一言で「人生計画」と言っても、奥の深い取り組みです。
枝分かれした人生の可能性を1つずつ想像していくと、頭の中でさまざまな想像を膨らませることになります。
考えることがたくさんあって、あれこれ悩まされるでしょう。
このとき、想像力が鍛えられるのです。
人生計画を練るときは、3年先・5年先だけでは不十分です。
人生計画ですから、あくまで「人生全体」で考えることが大切です。
「そんな先のことはわからない」と思いますが、想像するくらいならできるはずです。
可能・不可能は別にして「こんな人生を送りたい」というイメージを形にすることが大切です。
誰かに見せるために書くわけでもなければ、試験で採点されるわけでもありません。
誰かに叱られる心配はありません。
あなたの人生ですから、どんな計画を立てても自由です。
たっぷり想像力を働かせて、抽象的なイメージを具体的なイメージへ整えることに意味があります。
計画を練るときは、想定外や万一の可能性についても、加味しておくといいでしょう。
さまざまな選択肢を比較・検討して、自分が生きたい人生計画を練り上げてください。
起業したい野望があるなら、1つの可能性として、人生計画に組み込んでおくといいでしょう。
頭の中で計画を練るのではなく、きちんとノートに書き留めながら計画を練っていきましょう。
見える形にすることで、ますます具体化させることができます。
いったん文字にすると、実現させたいモチベーションも上がってきます。
誰かに見られるのが心配なら、鍵付きの場所に保管しておけばいいだけです。
人生の途中で変更になれば、そのとき書き換えればいいだけです。
計画どおりにいかなくても、ペナルティーはありません。
この取り組みは、想像力を鍛えるだけでなく、自分らしい生き方を実現させるためにも有効です。
自分の人生と真剣に向き合うことは、後悔を減らす生き方にもつながります。
人生計画を練るには、高度な想像力が要求されますが、だからこそしっかり鍛えることができます。
「これでもか」というくらいたっぷり想像して、自分が生きたい人生計画を完成させましょう。
人生計画が完成するころには、想像力もレベルアップしているはずです。