きちんと夫婦生活をしようと思うと、細かい点に注意が向きます。
パートナーの言葉遣いから行動まで、細かく見てしまう。
敏感になればなるほど、小さな点まで気づけるようになるでしょう。
爪が伸びている。
掃除ができていない。
靴が揃えられていない。
食事を食べるのが遅い。
挨拶を無視された。
「ありがとう」の一言がない。
ごみ出しを忘れることがある。
もともと神経質な人なら、さらに小さな変化にも気づけるでしょう。
もちろん迷惑な行為なら、指摘して直してもらう必要があるでしょう。
改善することは、周りのためだけでなく、本人のためにもなります。
丁寧にお願いすれば、スムーズに見直してくれるはずです。
しかし、日常のささいな範囲なら、寛大になることも必要です。
あまり敏感になると、あれこれ気になって気持ちが落ち着きません。
敏感になりすぎるのも疲れの原因になります。
小さな点が目に付くと、ことあるごとに、疲れたりいらいらしたりするでしょう。
あまり敏感になりすぎないよう注意してください。
円満な夫婦生活に必要なのは「適度な鈍感」です。
迷惑になることを除けば、ある程度、許容範囲を広げることも大切です。
爪が伸びても、よしとする。
掃除が不十分でも、生活には支障ありません。
靴が揃えられていなくてもいい。
食事を食べるのが遅くても、夫婦生活に支障はありません。
挨拶を無視されても、気にしません。
「ありがとう」の一言がなくても、深く理由を考えない。
ごみ出しを忘れても、次に出せばいいことです。
いらいらしそうになれば「まあいいか」と自分に言い聞かせましょう。
聞き流す。
受け流す。
そして深く考えない。
あえて鈍感になってみることです。
細かいことは気にせず、笑って済ませることも夫婦円満のポイントです。
夫婦生活は、少しくらい鈍感でちょうどいいのです。