「譲る」ということを大切にすれば、たとえ年上の女性でも口説けます。
相手と奪い合いや対立をしそうになったとき、年下の男性が譲っていくことがマナーです。
女性には花を持たせ、男性はそのための引き立て役に徹するということです。
いくら年上の女性でも、わがままなことには変わりありません。
アメリカには「レディーファースト」という文化があります。
年齢に限らず、女性が優先的だという考え方です。
女性は花を持っている姿が美しく、またそのように花を持たせる男性がかっこいいのです。
私がアメリカに留学しているときにも、こうしたレディーファーストは常にどこかで目にしていました。
男性がかっこよく女性をエスコートし、女性も遠慮せずに「サンキュー(ありがとう)」と言って好意に答えます。
この女性に花を持たせる動作はとても上品で、今でもよく覚えています。
女性を主役にさせてあげるために、男性は女性に譲って花を持たせてあげることが必要です。
花を持たせるなんてもったいないと思い、自分が花を持ちたがります。
威張って目立つことがかっこいいと思い、譲ることもありません。
しかし、実際は、威張ることで目立つ人は、嫌われます。
女性を目立たせる男性はかっこいいのですが、自分が目立とうとする男性は逆にかっこ悪くなってしまうのです。
女性とうまくいかない男性は、決まって自分が1番目立とうとしています。
一番に目立ってかっこつけ、女性の視線を集めたがります。
しかし、本当に愛される人は、かっこつける人より、かっこつけさせてくれる人なのです。