恋人とお金の貸し借りをしていることもあるでしょう。
お金の貸し借りをしたときは親しい恋人同士だったので、借用書を作らないこともあるはず。
本来なら借金を返済してから同棲を解消したいところですが、ないものを要求しても仕方ありません。
お金の貸し借りをしたまま、同棲を解消することになれば、不安がつきものです。
しかし別れてしまえば、他人です。
「後から返す」と約束しても、別れてから態度が急変することも考えられます。
時には相手に返す気がなく、トラブルに発展することも珍しくありません。
貸し借りの金額が大きければ大きいほど、無視することもできない。
そのため、お金の貸し借りをしたまま同棲を解消するなら、借用書を交わしておくことをおすすめします。
借用書があれば、それが証拠書類になるため、返済を要求するときに役立ちます。
その気になれば、法的に訴えることも可能です。
お金の貸し借りをしたのは昔で、今さら借用書を書いてもらうのは遅く感じるかもしれませんが、十分間に合います。
むしろ同棲解消だからこそ、いい機会。
「同棲をやめるのだから、お互いきちんとしよう」などの言い分で切り出せば、相手も応じてくれるでしょう。
今まで言い出しにくかった借金の借用書を、この際きちんと書いてもらいましょう。
逆にあなたがお金を借りているなら、きちんと借用書を書いて渡しましょう。
借用書があれば、相手も安心して同棲を解消できます。
堅苦しく感じるかもしれませんが、お金の問題はトラブルに発展しやすいものです。
「別れたら他人」と厳しく考え、手抜かりのない対応を心がけましょう。