同棲解消のときは、さまざまな話をします。
なかでも、必ず話し合っておきたいことが5つあります。
確認を忘れることがないよう、あらかじめリストアップしておくといいでしょう。
忘れそうなら、メモを持参していくのも悪くありません。
まず同棲解消にあたっては、その理由が必要です。
同棲解消の中でも、最も時間をかけて話したい部分です。
相手を傷つけない範囲で正直に理由を伝え、納得してもらいましょう。
深く考えないまま発言すると、なかなか理解してもらえないことがあります。
相手が納得してもらえるような説明を、前もって準備しておくとスムーズです。
次に話しておきたいのは「誰が出て行くのか」という点です。
自分が出て行くのか、相手に出て行ってもらうのか、それとも2人とも出て行くのか。
自分が出て行くつもりでも、話し合いの末、相手も出て行くことになるかもしれません。
名義や財産分与に関わることですから、曖昧にせず、きちんと話し合っておきます。
自分が出て行くなら、できるだけ早いほうがいいでしょう。
できるだけ最短の日程で出て行けるように調整します。
相手に出て行ってもらうなら、準備があるため、より長い猶予期間を設けたほうがいいでしょう。
普通は3カ月。
短くても1カ月は猶予期間を作りたいところです。
自分の都合で出て行ってもらうため、あまり無理なスケジュールを押し付けないようにしましょう。
同棲しているなら、家賃・水道光熱費・通信費などを折半している場合が多いでしょう。
出て行く日程によっては、日割り計算が必要になるため、その点についてきちんと話し合っておきましょう。
共同で購入したものは、どちらが持つのか。
2人で飼っていたペットも、どちらが引き取るのか。
同棲解消を切り出す側がより負担を負うのが基本であるものの、最終的には話し合って決めることが大切です。
そのほかの細かい話については、その都度、確認するようにしましょう。