同棲は、結婚を前提に始めるのが一般的です。
男女が同じ空間で暮らすのは、夫婦生活のようなもの。
特に女性側の親は、自分の娘が彼氏と一緒に暮らすとなれば、心配でたまらないでしょう。
そうしたことから、同棲を始める際、相手の親に挨拶したり許可をもらったりした状況も多いはずです。
もし同棲を解消するなら、相手の親にもきちんと報告しておきましょう。
特に婚約をしているなら、社会人としての誠意を見せるためにも、相手の親への報告が欠かせません。
直接会いに行くのもいいですが、すでに別れている関係なら、電話や手紙で十分でしょう。
「事情があって同棲が解消になったこと」と「今までお世話になったお礼」の2つは、必ず伝えます。
自分の不手際や力不足で同棲解消になったことを謝っておくのも悪くありません。
言いにくいかもしれませんが、重要な報告なので、欠かさないようにしましょう。
厳しい言葉を言われるかもしれませんが、余計な言い訳はせず、深く謝って済ませるのが得策です。
注意したいのは、報告のタイミングです。
誠意を見せるなら、事前に連絡したほうがよさそうに思えますが、同棲を解消してからのほうがいいでしょう。
事前に報告すると、相手の両親から説得され、同棲解消が失敗に終わる可能性があります。
同棲解消を成功させるためにも、事後報告のほうが確実です。