別れのつらさは、どこで決まるのでしょうか。
愛情の深さでしょうか。
思い出の数でしょうか。
付き合っていた長さでしょうか。
もちろんそれぞれ要因の1つですが、実際はさまざまな要因が総合的に関係するでしょう。
つまり、別れのつらさは「付き合っていた中身」で決まります。
付き合いの期間が長くても、付き合いの中身がないなら、さほど別れはつらくありません。
愛も思いやりもない。
印象的な思い出もほとんどない。
惰性で付き合っていた関係なら、別れの苦しさはほとんどないはずです。
それどころか別れることができて、ほっとすることもあるでしょう。
たとえ3年付き合っていても、希薄な関係のままなら、別れは平気でしょう。
釈放されたかのような開放感すら得られることもあるでしょう。
一方、付き合っていた期間が短くても、付き合いの中身が濃いなら、別れがつらく感じます。
たとえば、付き合いがたった1カ月でも、深く愛し合った恋人関係だったなら、別れが死ぬほどつらく感じます。
深く落ち込んだり大泣きしたりなど、心が引き裂かれるような苦しみを感じるでしょう。
なかなか別れられず、時間がかかる場合も珍しくありません。
別れがつらければつらいほど、付き合いの中身が濃かった証拠です。
別れのつらさは、付き合っていた中身で決まるのです。