相手のためを考えると、別れたほうがいいと気づくことがあります。
たとえば「相手がほかに好きな人ができた」と言い始めたとします。
普通は「自分のところに戻ってきてほしい」と思って引き止めたくなるでしょう。
一方で、自分よりふさわしい人と一緒になったほうが、相手にとって本当の幸せにつながると考えることができます。
相手を応援したければ、無理やり引き止めず、素直に別れたほうがいいと考えます。
複雑な気持ちに悩む場面ではないでしょうか。
では、相手のためを思って別れるのは、本当の愛なのでしょうか。
結論から言うと、本当の愛と言えます。
自分の都合ではなく、あくまで相手のためを思っての行動なら、本当の愛の1つと言えるでしょう。
別れには「愛を失う」「嫌われる」などの印象を持たれがちですが、そうとは限りません。
愛があるからこそ、別れなければいけないときもある。
相手のためを思うからこそ、別れなければいけないときもある。
相手の幸せを願って別れるのも、大切な愛の表現です。
「これでよかった」と考えていい。
むしろ「これでよかった」と考えたほうがいい。
別れて寂しくなりますが、相手がもっと幸せになれるなら、寂しさもすぐ癒えるでしょう。
胸が痛みつつも、笑顔で別れられます。
別れてしまえば、自分は孤独になるかもしれませんが、大丈夫です。
本当の愛があるなら、そう遠くない未来に新しい人が見つかるはずです。