別れにかける時間は、付き合いの長さに応じて考えるのが一般的です。
3年も付き合って、別れ話を1日で済ませるのは、不可能ではありませんが、強引でしょう。
やはり付き合っている期間が長ければ長いほど、別れにも時間をかけたほうが丁寧です。
問題は、付き合いの期間が短い場合です。
たとえば、まだ1カ月しか付き合っていない状況で、別れを考える場面があるとします。
付き合ってデートをしたのも、ほんの数回でしょう。
付き合いの期間が短ければ「付き合ったばかりだから別れも適当でいいだろう」と手抜きをしがちです。
たしかに付き合って間もない状況なら、別れのプロセスも一部は省略できるでしょう。
しかし、たとえ付き合いの期間が短くても、最低限のマナーは必要です。
まだ1カ月しか付き合っていない状況でも「付き合っていた」という事実は変わりありません。
一度しかない人生を恋人として一緒に過ごしました。
一瞬かもしれませんが、相思相愛で愛し合っていたのも事実。
付き合いの期間が短くても、手抜きをせず、最低限のマナーだけは心がけましょう。
きちんと話し合いの場を設け、別れたいことを伝えます。
一方的ではなく、きちんと話し合いという形で進めます。
付き合いの期間が短くても、付き合ってくれたことへの感謝の言葉も伝えます。
別れは、恋愛の印象を決める大事な場面。
いい別れができれば、別れた後もすっきりした気持ちで、次のステップに移れます。