いい別れ方があるなら、悪い別れ方もあります。
いい別れ方を求めるなら、悪い別れ方を避けたいと思うでしょう。
では、悪い別れ方は何でしょうか。
シンプルにいい別れ方の逆で考えると、わかりやすくなります。
まず、いい別れ方とは「お互い未練も禍根も残さず、前向きになれる別れ方」のことです。
この逆が、悪い別れ方です。
「お互い未練や禍根が残り、後ろ向きになる別れ方」です。
なかなか別れてもらえない。
別れた後も未練が残っていて、ひどく落ち込む。
もしくは、相手から憎まれたり嫌がらせを受けたりする。
こうした泥沼の状態になるのが、悪い別れ方です。
別れるときは「面倒」「さっさと済ませたい」と思いがちです。
恋人への気持ちがなくなれば、余計な手間暇をかけたくないと思うでしょう。
しかし別れ方が悪ければ、別れられても新たな問題が発生して、次のステップに進みにくくなります。
傷つけたり省略したりごまかしたりするのは、トラブルの元。
別れ方とはいえ、軽く考えるのはよくありません。
別れ方は、別れのときだけでなく、別れた後の生き方にも影響します。
だからこそ、別れ方は大切です。
「時間がかかる」ではなく「時間をかけている」と考えるほうが、気持ちの整理もしやすくなります。
多少時間がかかってもいいですから、できるだけいい別れ方を目指しましょう。