どちらから先に別れ話を切り出すかが大切です。
もし状況が許すなら、別れ話を切り出す側になったほうがいい。
同じ別れでも、受動と能動とでは、恐怖の感じ方がまったく変わるからです。
受動になると、別れの恐怖が倍増します。
「いつ言われるのだろうか」
「どう切り出されるのだろうか」
「おかしな条件を突きつけられるのではないか」
いつ来るかわからない別れのアプローチにおびえることになります。
さまざまな妄想が膨らみ、不必要な心配が増えるでしょう。
しかし能動になると、別れの恐怖は半減します。
いつ、どこで、どう別れ話を切り出すか、状況をコントロールしやすくなります。
自分の意志で別れることになるため、未練も断ち切りやすい。
自分が別れの主導権を握ると、余裕も大きくなります。
もちろん完全に恐怖が消えるわけではありませんが、大幅に小さくなるのは間違いありません。
受動になるくらいなら、能動になることです。
逃げるくらいなら、体当たりして行きましょう。
早まった行動はいけませんが、決意が固まれば、できるだけ行動を心がけます。
自分から別れ話を切り出そうとすれば、心の準備をしやすいため、心の傷を抑えやすくなります。