執筆者:水口貴博

お金に強くなる30の哲学

28

無駄遣いをしても、ストレス発散になったなら、無駄遣いではない。

無駄遣いをしても、ストレス発散になったなら、無駄遣いではない。 | お金に強くなる30の哲学

誰でも一度は経験するのが、無駄遣い。

消費のつもりで使ったお金が、手違いのため、浪費に変わってしまうことがあります。

「もったいないなあ」

無駄遣いをしたときは、自分が情けなくなって、くよくよしてしまいがちです。

しかし、くよくよしていると、余計にストレスがたまります。

無駄遣いが無駄遣いのままで終わる。

さてそんなとき、無駄遣いをした現実を明るく変える方法があります。

無駄遣いをしたときは、こう思いましょう。

「ストレスが発散できた。気分転換ができた。すっきりしたな」と。

ぱあっとお金を使い、ストレス発散や気分転換ができたことにするのです。

たとえそういうつもりではなかったとしても、後から意味を加え、価値があったことにするのです。

すると、無駄遣いが、もはや無駄遣いでなくなります。

「ストレス発散」という目的を達成できた、価値のあるお金の使い方になるのです。

本来、お金を使うのは気持ちのいいことです。

すかっとして元気が出てきます。

現実は、考え方1つで変えられます。

無駄遣いをしたとしても、ストレス発散に役立ったと考え、有意義な行為に変えましょう。

お金に強くなる哲学(28)
  • 無駄遣いをしたときは「ストレス発散や気分転換になった」と思い、価値があったことにする。
「忙しい」と言っていると、お金が逃げていく。

お金に強くなる30の哲学

  1. 「お金がない」と言うだけでは、何も解決しない。
  2. 年収が高くなるのは、譲られるより譲る人。
  3. 「お金に執着すること」と「お金を大切にすること」は別。
  4. 多くの人は、金利や利息に注目するが、手数料には無頓着。
  5. 相続税は高いほうが、自分・子ども・社会のためになる。
  6. 時間が節約できる商品は、どれも素晴らしい。
  7. 本業が軌道に乗る前のリスク分散は、かえってリスクを高める。
  8. 人の心をつかめなければ、お金は稼げない。
  9. 節税対策ばかり考えるより、本業に集中したほうが、よほど稼げる。
  10. 引き落とせなかった記録は、原則として、永遠に残り続ける。
  11. 酒・タバコ・ギャンブル・色恋。
    人生をダメにする、5つ目とは。
  12. ぼったくりバーを確実に避ける方法とは。
  13. お年玉は、子どもたちへの投資。
  14. 年賀状の抽選番号は、しっかり確認しよう。
  15. お金は、トラブルの原因になりやすい。
  16. 時間をかけた調べ物でも、税理士に相談すると、一瞬で解決する。
  17. 生活水準を上げるより、満足の基準を下げるほうが、お金は貯まる。
  18. 自分の経済状況について書かれた本とは。
  19. 交際するなら、相手が貧乏神でないことを見極めておく。
  20. お金とは、肥料のようなもの。
    集めるだけではくさいが、まくと役立つ。
  21. 勉強すればお金持ちになれるとは限らないが、お金持ちは必ず勉強している。
  22. 無知による損失に比べれば、勉強にかかるお金なんて小さなもの。
  23. 「減税」という言葉を聞いたとき、2種類の人に別れる。
    喜ぶ人と疑問に思う人。
  24. 請求の意味をすべて把握することは、お金を貯める習慣の1つ。
  25. お札が破損したときの対処法。
  26. 貯金を成功させるために決めたい4つのポイント。
    目的・目標金額・期限・節約方法。
  27. 健康維持につながるお金は、立派な自己投資。
  28. 無駄遣いをしても、ストレス発散になったなら、無駄遣いではない。
  29. 「忙しい」と言っていると、お金が逃げていく。
  30. レバレッジ効果という点で言えば、勉強は、1日でも早いほうがいい。

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