自分のお金を「肥料」と言い換えてみてください。
これだけで、お金に対する見方が研ぎ澄まされるでしょう。
お金とは、肥料のようなものです。
大切なのは、集めるより、まくこと。
集めるのはいいのですが、集めるだけはよくありません。
貯金しているだけでは、気持ちを落ち着かせる効果があるくらいで、ほかには何の役にも立ちません。
むしろ社会のお金の流れを妨げ、健全な経済活動に悪影響があります。
お金を貯金して集めてばかりでは、肥料のようにくさくなります。
「もっと貯めてやる。もっともっと……」
貯金するだけでは、人も社会も豊かにしません。
貯金に偏りすぎていると、性格も表情もゆがんでくる副作用があります。
お金を集めるだけに執着せず、適度にまきましょう。
もちろん無駄遣いは避けるべきですが、必要な消費や投資には、どんどんお金を使うことです。
あなたがお金を使うのは、肥料をまいているようなものです。
あなたがお金を使うことで、人と社会が潤います。
「ありがとうございます」「助かりました」と喜ばれます。
お金が社会を循環して、経済の活性化に役立ちます。
1円でも、お金を使うことです。
お金を使うと、気分転換やストレス発散にもなります。
正しくお金をまけば、あなたの周囲や環境が豊かになるでしょう。