転職活動でよくある失敗パターンがあります。
仕事をしながら転職活動をする場合、平日なら、面接は仕事の後になるでしょう。
定時に退社すれば、面接会場まで大急ぎで移動します。
そんなときによくある失敗が、疲れを見せてしまうことです。
仕事の後ですから、肉体的・精神的に、疲れがピークに達しているタイミングでしょう。
しかも、面接会場まで急いで来たなら、余計に疲れているはずです。
ぼさぼさの髪。
だらだら流れている汗。
すっかり疲れた表情。
しみやしわでいっぱいのスーツ。
汚れたビジネスシューズ。
仕方ない状況なのかもしれませんが、面接官からすると、印象がよいとは言えません。
面接に来た応募者が、おばけのようにげっそりしていれば、不安になるでしょう。
また疲れているときは、心理的にも弱っているため、無意識のうちにネガティブな言動になりがちです。
「疲れた」という独り言を言ってしまったり、ため息が増えたりすることもあるでしょう。
面接官の質問にも、投げやりな答え方をしてしまいがちです。
仕事の後に面接を受けるなら、疲れを見せないように注意しましょう。
完全に隠すのは無理でも、できるだけ見せない努力が大切です。
面接前のお手洗いで、呼吸を整えて落ち着き、身だしなみを整えます。
疲れはピークの状態かもしれませんが、もう一踏ん張りです。
「人生の勝負所」という意識を強く持ち、気持ちを引き締めましょう。