執筆者:水口貴博

転職活動の面接で注意する30のポイント

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現在の年収を、実際と違って申告すると、ばれるのか。

現在の年収を、実際と違って申告すると、ばれるのか。 | 転職活動の面接で注意する30のポイント

転職活動では、現在の年収を確認されることがあります。

一概には言えませんが、年収と能力は、ある程度関係する傾向があります。

企業としても、応募者の現状を把握したいと思い、年収を考慮に入れることがあります。

ところが事情があり、現在の年収を正直に答えたくない人もいるかもしれません。

羞恥心やプライドなど、事情はさまざまでしょう。

さて、年収を事実と偽って申告した場合、ばれることはないのでしょうか。

結論から言えば、すぐばれることはありませんが、いずればれると考えたほうがいいでしょう。

源泉徴収があるからです。

転職がうまくいった場合、年末調整では、前職の給与を含めて計算する必要があります。

前職を退職する際に発行される源泉徴収票の提出が必ず求められるため、そこで前職の給与は把握されるのです。

企業によっては、過去3年分の源泉徴収票の提出を求められることもあります。

虚偽の申告をしたことが発覚すれば、本人の信用を下げてしまうでしょう。

信用は、仕事をするうえで最も大事な要素の1つ。

信用を落とせば、後の業務に支障を来す可能性もあります。

年収は虚偽を申告したところで、いずればれると考えるのが妥当です。

事情はあるにせよ、企業との信頼関係のためにも、最初から正直に申告するほうが安心です。

転職活動の面接で注意するポイント(22)
  • 現在の年収は、正直に申告する。
失業期間がある場合、面接ではどう説明するのが好ましいのか。

転職活動の面接で注意する30のポイント

  1. 幸いなことに、転職では、学歴はあまり重視されない。
  2. 学生がする就職活動の面接官と、転職の面接官の違い。
  3. 仕事の後に受ける面接でよくある失敗。
  4. 頼りになる存在とはいえ、転職エージェントに依存するのはNG。
  5. 業界への悪口は、その業界に属する企業への悪口でもある。
  6. 譲れる条件と譲れない条件を、整理できていますか。
  7. 乱れた身だしなみと慣れた様子を、同じに考えない。
  8. 面接の日に、急な残業が入った。
    面接と仕事のどちらを優先すべきか。
  9. インターンシップの経験を、転職活動でアピールしてもいいのか。
  10. 自分の経歴に自信がある人は、偉そうな態度に注意。
  11. 面接官の年齢や経歴が自分より低くても、横柄にならない。
  12. 年収の増額は、根拠がなければ難しい。
  13. 若白髪がある場合、染めてから面接を受けるべきか。
  14. 給与明細の金額を、答えられますか。
  15. 転職活動での名刺交換は、少し特殊。
  16. 婚約指輪や結婚指輪は、面接でも身につけてよいのか。
  17. 希望を伝えるなら、言い方が大切。
  18. 個人情報や機密情報は、面接での取り扱いに要注意。
  19. 会社都合による退職を疑われた場合の対処法。
  20. なぜ面接官は、退職理由を知りたがるのか。
  21. 転職理由が会社への不満の場合、どう伝えればいいのか。
  22. 現在の年収を、実際と違って申告すると、ばれるのか。
  23. 失業期間がある場合、面接ではどう説明するのが好ましいのか。
  24. セクハラ・パワハラなどが原因で辞めた。
    退職理由をうまく説明するコツとは。
  25. 未経験者でも、入門書を1冊くらいは読んでおきたい。
  26. 現職で大きな実績がない場合、何をアピールにすればいいのか。
  27. 面接の日程を休日に調整してもらうのは、失礼になるか。
  28. 出社の日程について質問されたときの答え方。
  29. 年齢差について質問されたときの答え方。
  30. 給与アップが希望の場合、面接で切り出してもいいのか。

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