ジャケットの胸と脇のポケット。
小銭や携帯電話など、気軽に入れてしまいがちですが、要注意です。
ジャケットの胸と脇のポケットは、基本的に飾りと考えましょう。
もちろんポケットとしての機能はありますが、できるだけ、からの状態にしておくほうがいいでしょう。
物の重みで型崩れしやすく、スーツの寿命に影響するからです。
ティッシュやハンカチは、スラックスのポケットが最適でしょう。
財布・手帳・名刺入れなどは、ジャケットの内側のポケットに入れます。
内側のほうが、胸や脇のポケットより安定しやすいため、型崩れを抑えられます。
左右のどちらでもかまいませんが、取り出しやすいほうが、余計な摩擦も抑えられるはずです。
ただし、内ポケットに物を入れるとはいえ、重いものは、できるだけ避けましょう。
重い財布や大きな手帳を使っているなら、サイズや重さを見直したほうがいいかもしれません。
帰宅してジャケットをハンガーに掛ける際は、ポケットの中身をすべて取り出しておきましょう。
物をポケットに入れたままにしているのは、人が余計な荷物を背負っているのと同じ。
じっとしていても、体力を消耗します。
ジャケットの胸と脇のポケットは、基本的に飾りと考え、できるだけ何も入れない心がけが大切です。