グループディスカッションでは、最終的に結論を出さなければいけません。
「みんなで話し合ったが結論が出なかった」では、採用担当者からよい評価は得られないでしょう。
話し合うからには、何らかの結論を出す必要があります。
さて、結論の出し方ですが、時間ぎりぎりに出すのはよくありません。
慌てて結論を出そうとすると、せっかくいい話し合いができても、詰めの甘い結論になるでしょう。
結論をまとめるとはいえ、意外に時間や手間を取られることがあります。
結論をまとめるにも、ある程度の時間が必要ですから、余裕を持ってまとめるようにしましょう。
では、どの辺りを目安にまとめ始めればいいのか。
一般的には、残り時間10分になれば、議論をまとめる段階に入りましょう。
たとえば、40分の時間があれば、30分が経過したあたりです。
気が利く人がいなければ、次の一言をあなたが言いましょう。
「残り時間は10分です。そろそろ話をまとめませんか」
この一言で全体が引き締まり、話をまとめる雰囲気になります。
結論を発表する代表者を決め、簡潔にわかりやすく発表できるよう、話の最終的な結論をまとめましょう。