就職情報サイトではときおり、誘惑の表現を見かけることがあります。
「○○社、最終受付!」
「募集枠、残りわずか!」
「登録した人には、就職マナーの冊子をプレゼント!」
人間は限定に弱い生き物です。
期間や人数など、限定を強調した就職情報を見かけることがあります。
プレゼントをもらえると思えば、お得感があり、気持ちがあおられるのではないでしょうか。
就職情報サイトも、ボランティアではありません。
少しでも実績を上げるため、人間心理をあおって、募集者や登録者を増やそうとします。
もちろんその限定情報は、事実なのでしょう。
しかし、こうした言葉こそ、注意が必要です。
限定情報を見たとき「チャンスかもしれない」「今しか間に合わない」「早くしなければ」と思い、焦ります。
誘惑に惑わされ、志望でもない企業に登録してしまいます。
気づけば、余分な仕事が増えていることがあるのです。
その場の衝動的な感情だけで行動すると、後悔するでしょう。
誘惑に惑わされないことです。
魅力的に感じても、必要性を感じなければ、無視する勇気が必要です。
自分らしい道をしっかり見つめ、必要・不必要を明確に判断しましょう。
誘惑の言葉に流されず、自分の希望の企業に向かって突き進むことが大切です。
誘惑を振り切る勇気は、内定への近道なのです。