ニートには、デジタルに触れる時間が多い傾向にあります。
代表は、テレビとパソコンです。
テレビは、楽です。
スイッチ1つで、面白い番組がとめどなく流れます。
スクリーンをぼうっと眺めているだけで、楽しい時間が過ごせます。
さらにパソコンは、テレビ以上に便利です。
パソコンさえあれば、何でもできます。
ブログ、画像、動画、ニュース、ゲームなど、面白いコンテンツにすぐアクセスできます。
しかも、無料です。
テレビとパソコンは、ニートにとって、最高の娯楽道具と言っていいでしょう。
しかし、この便利な道具が、ニートからの脱出の妨げになっているのも事実です。
デジタルな娯楽道具に頼れば頼るほど「人生は、部屋の中で十分楽しめる」と勘違いします。
すると「別に働かなくてもいいではないか」という怠けた考えに偏ります。
「今のままでいい」と思い、部屋から出にくくなるのです。
便利な道具に頼りすぎないことです。
デジタルに触れる時間を減らし、アナログに触れる時間を増やしましょう。
たとえば、テレビを見る時間を、4時間から3時間に減らします。
減らした分は、散歩の時間にしましょう。
体を動かすことで、気持ちが盛り上がり、さらに行動の意欲が湧くでしょう。
パソコンを1日8時間しているなら、6時間に減らしてみます。
減らした分は、読書の時間に充てましょう。
良質の知識と知恵に触れることで、自分の身を引き締める重要性を思い出し、自発的に行動したくなるでしょう。
テレビとパソコンに触れる時間を、少しずつ減らしましょう。
健全な人間性を、だんだん取り戻せます。