小学校では、ときどき大きなイベントがあります。
「運動会」「文化祭」「修学旅行」などです。
そのほか「音読の発表会」「音楽の演奏会」「演劇の発表会」などもあるでしょう。
大きなイベントは、わくわくしますね。
ただし、楽しいことばかりではありません。
自分も参加者の1人ですから、嫌な役を引き受けなければいけないときがあります。
「やりたくない。逃げ出したい」と思いますが、ここが大切です。
運悪く、嫌な役をするときこそ、実はチャンスです。
嫌だなと思う役は、誰もがやりたくないはずです。
それを自分が引き受けたということは、誰よりも目立ち、自信を身につけるチャンスです。
誰もが嫌がる役をすればするほど、周りのみんなから「すごいね。よく頑張っているね」と注目を集めるでしょう。
先生や友人からも褒められるに違いありません。
たしかに恥ずかしいですが、褒められることもたくさんあります。
自分が大きく成長するチャンスだと考えましょう。
「嫌だ、逃げたい」と思っているほど、もっと嫌になってしまうだけです。
「やりたくないけど、与えられた役は頑張ろう」と考える人が、偉い人です。
乗り越えようと積極的になれば、何でもやる気が出てくるのです。