執筆者:水口貴博

小学生がしておきたい30のこと

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感情に振り回されるのは、卒業する。

感情に振り回されるのは、卒業する。 | 小学生がしておきたい30のこと

幼いころは、いらいらすれば、すぐ喧嘩でした。

ほしいおもちゃがあったとき「買ってほしい」と、親の前でわがままを言っていました。

悲しいことがあれば、すぐ泣き始めました。

友人から傷つく言葉を言われれば、すぐ怒りを爆発させていました。

感情をコントロールすることができません。

幼いときは、まだ理性の発達が不十分だからです。

しかし、小学生になれば、感情のコントロールが必要です。

感情のコントロールとは、何でしょうか。

気持ちに振り回されるのではなく、正しい行いを考えて、判断することを言います。

ほしいおもちゃがあっても「お金もないから無理。お金を貯めよう」という正しい判断ができることです。

悲しいことがあっても「泣くのは恥ずかしい」と思い、ぐっと感情をこらえることです。

友人から傷つく言葉を言われたとき「喧嘩をしても仕方ない」と思い、怒りをこらえることです。

人間は、地球上で唯一、感情をコントロールできる生き物です。

人間は、ほかの動物とは違い、脳が発達しているからです。

感情に振り回された行動をするのは、人間らしくありません。

小学生になれば、少しずつ感情のコントロールができるようになりましょう。

もちろん最初から、完全に感情のコントロールをする必要はありません。

少しずつでいいのです。

今まで耐えられなかった感情を、我慢しましょう。

今まで言っていたわがままは、もう言うのをやめにしましょう。

今まで許せなかったトラブルを、許せるようになりましょう。

一つ一つでかまいませんから、感情をコントロールできるようになることが大切です。

感情的になったとき、ぐっと我慢できるようになるだけでいいのです。

小学生がしておきたいこと(30)
  • 感情を、コントロールできるようになる。
まとめ

小学生がしておきたい30のこと

  1. 小学校は、授業以外も、いい勉強。
  2. 自分も、ゲームの主人公であることに気づく。
  3. つまらないことは、楽しくなるような工夫が必要。
  4. やる気が出ないときは、制限時間。
  5. 「どうせ無理」という言葉を使うから、無理になる。
  6. 外で友人と遊ぶことも、立派な勉強。
  7. 友人の間違いを、笑わない。
  8. つまらないから、頬杖をつくのではない。
    頬杖をつくから、つまらなくなる。
  9. 建前を身につけて、人間関係をスムーズにする。
  10. やる気のないじゃんけんは、勝ってもかっこ悪い。
    やる気のあるじゃんけんは、負けてもかっこいい。
  11. 自分の部屋を持たないと、成長できない。
  12. 1人で買い物ができる人には、勇気がある。
  13. 自転車で冒険すると、視野が広がる。
  14. 1年間、風邪を引かなければ「スーパー小学生」と呼んでいい。
  15. 学校のイベントを全力で取り組む人が、偉い。
  16. 友人から裏切られることはあっても、自分からは裏切らないこと。
  17. 想像すればするほど、頭がよくなるのは本当。
  18. 「ぼうっとするな」と注意される人ほど、才能がある。
  19. 嫌いな食べ物は、薬だと思えばいい。
  20. サンタクロースの正体に気づいたとき、どうするか。
  21. 転校生に優しくする人が、本当に優しい人。
  22. 親の疲れを取るために、子どもにもできることがある。
  23. 後片付けをすると、お母さんの食事がもっとおいしくなる。
  24. まとめ方は、まとめ役を経験しないと、わからない。
  25. 自分に嘘をついていると、自分のことがわからなくなる。
  26. お年寄りや妊婦に席を譲る人は、心がどんどんきれいになる。
  27. 先生の誕生日プレゼントに添えてほしい物。
  28. 悪さをしている人がいれば、自分もしていいわけではない。
  29. 反省に集中すると、先生からの叱り方も小さくなる。
  30. 感情に振り回されるのは、卒業する。

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