生きているうちに、死後の世界を考える必要はありません。
「死んだとき、自分はどこへ向かうのだろう」
「死後の世界は、どうなっているのだろう」
「魂の正体とは、何だろうか」
お墓参りのときに、少し考えるくらいはいいのですが、夢中になるほど考える必要はありません。
むしろ、普段の生活では、考えないほうがいいです。
仕事の世界のことばかり考えると、非現実的になります。
あまり考えすぎると、現実がおろそかになります。
心が宙に浮いたような感じになり、今やらなければいけないことを忘れるのです。
死後の世界は、生きている人にはわかりません。
死後の世界は、死んだときにわかります。
生きている間に、死後の世界を考えても、仕方ありません。
切りがありません。
終わりがありません。
時間と体力を、無駄に消耗するだけです。
生きているときは、生きていることだけ、考えます。
現実のことだけ考えます。
それで十分なのです。