人間関係では、時として、競争相手が現れることがあります。
ライバルです。
ライバルがいると、気になってしまいます。
自分が勝っていれば「追い抜かれないか」と落ち着きません。
負けていれば「追い抜いてやる」と必死になります。
「ライバルさえいなければ、どれだけ楽になるだろうか」と思います。
ライバルの存在そのものが、ストレスになってしまうのです。
そういうときに、思い出してほしいことがあります。
運動会です。
運動会は、競争相手がいるから興奮します。
かけっこも綱引きも、競争相手がいるから面白いのです。
もし競争相手がいなければ、白けます。
1人でかけっこや綱引きをしても、面白くありません。
必ず勝つことがわかっているので、興奮も楽しみも半減します。
人間関係も、運動会と同じです。
競争相手がいるからこそ、やる気が出ます。
興奮したり楽しんだりできます。
勝ったり負けたりする楽しみがあります。
競争相手は、憎むのではなく、感謝するものです。
今あなたは、運動会の真っ最中です。
いいライバルが、あなたの人生や成長を、高める手助けをしています。
だからあなたの人生は、今、充実しているのです。