自動ドアは、ドアの前に立ったり触れたりすると、自動的に開け閉めするドアのことです。
ドアノブも、ドアを開ける溝も、ありません。
人がいないときには、ドアは閉まっています。
自動ドアを開けるには、ドアの前に立てばいいだけです。
センサーが人を感知して、機械が自動的にドアの開け閉めをします。
人間関係も、自動ドアのようなものです。
取っつきにくい人がいます。
堅苦しくて頑固そうな人です。
「どうやって接すればいいのだろう。入り込みようがない」と感じる人には、たしかに近づきにくいものです。
遠くから見ているので、そう感じるだけです。
遠くから、人を見ているだけでは、わかりません。
遠くからだからこそ、ドアが閉まっています。
まず近づいてみましょう。
閉まっていた心のドアが、自動的に開きます。
「おはようございます」「お疲れさまです」などの挨拶を含めて近づけばいいだけです。
自然に会話が始まり、人間関係が始まります。
それだけです。